この記事の結論
強気でいること、できる方法を探す。(できない理由を探す時間は無駄)
事実として無理なことが分かった段階で相手が明確に納得する理由とセットで伝える。
人間の特徴 (弱気な自分の問題点)
失敗のリスクを恐れて、今までのやり方から変えようとしないことが多い。 しかし、今までのやり方ではどうしても太刀打ちできない時に、重い腰を上げて新しいやり方にチャレンジする。
その時はその時で、失敗をした時に自尊心が傷つけられるのを恐れて、以下に上げるような余計な保険をかけることが多い。
- 過度な工数
- リスクを過大評価した発言で相手を混乱させる
特にリスクを過大評価した発言をしている時、それ自体がなくなることを望みだす感情すら芽生えてくる。悪循環だ。大抵はそこから逃げることはできない。
まとめると、解決すべき問題は2つです。
- 今までのやり方を変えられずに成長できない
- リスクを恐れて弱気な自分が出てくる
解決策
では、ここからは前の章で話した問題点をどうやって克服するかです。
今までのやり方を変えられない問題
これは単純です。最初は時間がかかることを念頭においた上で、パワーで押し切りましょう。 と言っても、それだけじゃ面白くないので、自分は未来に起こるいいことを想像することによって、楽しんでいます。
- これをやったら、x % 効率が上がるかもしれない
- 今までよりもさらに深くまで突き詰めたら、これからのアウトプットの質が劇的に変化するかもしれない
そのようなことを考えやっている内に、新しいことを取り入れる事が苦ではなくなります。 また、うまくいかなかったとしても、内省したら必ず何かしらの教訓を得られて、新しく試すものの取捨選択に繋がったりするのでプラスです。
しかし、本当に変えたいものに限って、失敗した時のリスクが大きくなるのがつきものです。それは次のセクションにまとめることにしましょう。
リスクを恐れて弱気な自分が出てくる問題
この問題は以下のようなパターンに分類できます
- 本当に変えたいと思っているが、失敗した時のリスクが大きい (内発的なパターン)
- どうしても避けられない、大きな変化を強いられた (外発的なパターン)
1つ目のパターンは、2つ目のパターンを考えてからの方が簡単に克服できるようになるので、2つ目のパターンを考えます。
エンジニアとして、具体例を挙げると既存実装は参考にできず、今までの経験上も参考にできるパターンが少ないケースです。 このような時に、弱気な自分が顔を出すわけですが、これは次のような考え方を自分の中でできるようになってから変わりました。
問題の本質はリスクを過大評価して保険をかける。というのは結局は自尊心を傷つけられる事を怖がっているということです。
でも、できないと言って逃げるのもまた傷つく。できないと言ったらそこで成長は止まる。人間の感情は忙しいですね。じゃあ、リスク取るかと最終的にはなるわけです。
前段で弱気な発言・気持ちを持っていようが、強気な発言・気持ちを持っていようが、失敗したら失敗であり、成功したら成功です。 結果は変わりません。
それだったら、真っ向から勝負した方がお願いする方も、自分にとっても好循環が生まれそうですよね。 後は、いつも通り成功させるように頑張るだけです。
責任感が強い人は結局はやるという特徴があるんじゃないでしょうか。それだったら、最初から強気で真っ向勝負できた方が好循環が生まれそうですよね!
話を戻して、内発的なパターンの解決策にも移ります。 こちらもエンジニアとして、具体例を挙げると、大規模なリファクタリングや設計変更, そもそも使用技術を大きく変えるというような選択です。 失敗したら、大きなリスクを伴います。
が、ここまで来たらもう簡単ですね。 真っ向勝負することを決めたんですから、強気で言い訳せずに楽しんでパワーで乗り越えるだけです。
今後の自分に生かすためにはどうしたらいいか
弱気な自分が出てきた時はなんとなく負の感情を感じられるはずです。それが来たら一度冷静になりましょう。 その上で、以下の内容で切り分けしましょう
- そもそも矛盾していたり、本当にできないという事実(法律など)があるなら先に伝えましょう
- それ以外の時はあらゆる方法を使ってなんとかできないか考えてみましょう もちろん、時間は有限なので費用対効果やトレードオフのすり合わせは必須です。
最後に
自分の中の不安が自尊心を守ためのものであるなら「強気で言い訳せず、真っ向から勝負する」ことを常に意識!
今は若いのでリスクを取らないことが、自分にとってのリスクです。たとえ年を重ねたとしても、考慮事項が増えるだけでリスクに向きあう姿勢を変えるつもりはありません。
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