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今回は、仕事の進め方や成功した時の自分の心の状態などにフォーカスして、より早く再現できる状態にする方法について考えていきます。

なぜ再現性が重要なのか

再現性を担保しようとする過程で、自分の弱さや課題を見つけることができます。 また、早いうちに言語化しておくことで、抽象的には繋がっていた別の課題への対処もしやすくなります。

再現性を担保する振り返りステップ

  1. 何をやったか
  2. 何を達成できて、何ができなかったか
  3. 課題に感じた点・難しかった点は何か
  4. それをどう乗り越えたか
  5. 次その場面に遭遇した時に今度はもっとスマートに乗り越えられるか
  6. 自分のトレーニングは何か必要か (知識が必要かどうか)
  7. 定期的にこのステップを繰り返して振り返る

それぞれのステップのポイント

ステップ1は、事実を書き起こすために必要です。まずは、どんな出来ことがあったか思い出すことでその時の感情や心理状態を自分が思い出せる状態にしておきます。

ステップ2は、できたこと、できなかったことを明確にしておきます。これは、できなかったものが悪いということではありません。振り返りをする際の中心となるお題にするだけです。

ステップ3は、達成できても、できなくても課題に感じた点・難しかった点は何かを明確にしておきます。重要なのは達成できても次にもっとよくするための方法があるはずなので、課題は必ず書き出しておくことです。

ステップ4は、実際にその時は、その課題をどう乗り越えたのかを思い出します。自分に秘められた武器に気がつくチャンスです。

ステップ5は、次その場面に遭遇した時に今度はもっとスマートに乗り越えられるかを考えます。

ステップ6は、ステップ5で出てきた案に対して、何か自分のトレーニングが必要かを考えます。 もしもやり方を変えたら乗り越えられる可能性がある。例えば心理状態や手順を変えるだけの場合は、その意識を持って実践あるのみです。

最後はこれらのステップを繰り返すことが重要です。

まとめ

振り返りは、自分の成長を加速させるために非常に強力です。

ただ闇雲に振り返りをするのではなく、自分の気持ちや心理状態に向き合うことが振り返りにおいて最重要だと感じています。

コスパが良いアクションが思いついたら、それを実行していくことも重要です。 しかし、無理にアクションを出す必要はありません。

振り返りをして課題について言語化しておくだけでも意識が変わります。 意識の重要性については、また別の機会で書きたいと思います。

次回のブログはベクトルの重要性について書いていきます。